なぜ国によって靴サイズの規格が違うのか
日本のcm表記は、履く人の足の長さ(足長)をcmで表すため最も直感的です。一方、欧米のサイズ規格は歴史的経緯から複雑になっています。
- UK(英国)サイズ:14世紀の英国王エドワード2世時代に「大麦3粒の長さを1インチ」と定めた歴史を背景に、1/3インチ(約8.5mm)刻みで番号が振られています。子供用と大人用で番号がリセットされるのが特徴
- US(米国)サイズ:UKサイズをベースに、男性は約1.0、女性は約2.0大きくする形でずらしたもの。同じUSサイズでも男性と女性で実寸が違う点に注意
- EU(欧州)サイズ:「パリポイント(2/3cm ≒ 6.67mm)」を1単位とするフランス発祥の規格。整数値で表記され、男女兼用なのが特徴
- JP(日本)サイズ:JIS規格で「足長」(履く人の足の長さ)をcmで表記。0.5cm刻みで、靴の内寸そのものではなく足の実寸を指す。国際的に最も分かりやすい
これらの規格はそれぞれ「足のどこを基準にするか」「単位として何を採用するか」が異なるため、ブランドや靴の種類(スニーカー/ドレス/ブーツ)によって微妙にサイズ感が変わります。海外通販ではブランド公式のサイズ表を必ず確認し、口コミで「大きめ/小さめ」傾向もチェックするのが安全です。
パリポイントとは?(EUサイズ→cm早見表)
パリポイントは1ポイント=2/3cm(約6.67mm)を単位とするEUサイズの基礎です。 たとえば40パリポイント(EU40)は 40 × 2/3 = 約26.7cmですが、これは靴型(ラスト)の長さで、 捨て寸(つま先の余裕)を含むため足長では約25.0〜25.5cm(日本サイズ25〜25.5cm相当)になります。
※ 日本サイズの目安はブランド・木型により前後します。「靴型の長さ=足のサイズ」ではない点にご注意ください。
海外通販で失敗しないサイズ選びのコツ
- EUサイズは日本のcmサイズ+約14が目安(このツールの換算表では 26cm → EU40)
- ブランドによってサイズ感が違うため、公式のサイズ表も必ず確認
- 足幅(ワイズ)は変換に含まれないため、D幅・2E幅などの表記も要チェック
- スニーカーは0.5cm大きめ、ドレスシューズはぴったりサイズが一般的
サイズ規格ごとの特徴
日本(JP)はインソールの長さをcmで表記する、もっとも直感的なシステムです。 USサイズは1/3インチ刻みで、同じ足長でも男性・女性で番号が変わります(このツールの換算表では 26.0cm が男性US8・女性US9)。 UKサイズは男性USより約1サイズ小さく、EUサイズはフランス・ドイツ発祥の欧州統一規格です。
EU番号から日本サイズを逆引きする
海外サイトではEU表記しか書かれていないことがよくあります。下表は、このツールが使っている換算表をEU番号側から並べ直したものです。同じEU番号に2つの日本サイズが並ぶ行があるのが目を引くはずです。
| EUサイズ | 男性の日本サイズ | 女性の日本サイズ |
|---|---|---|
| EU35 | 22.0 | 22.0 |
| EU36 | 22.5 | 22.5 |
| EU37 | 23.0 / 23.5 | 23.0 / 23.5 |
| EU38 | 24.0 / 24.5 | 24.0 / 24.5 |
| EU39 | 25.0 | 25.0 |
| EU40 | 25.5 / 26.0 | 25.5 / 26.0 |
| EU41 | 26.5 | 26.5 |
| EU42 | 27.0 | 27.0 |
| EU43 | 27.5 / 28.0 | 27.5 / 28.0 |
| EU44 | 28.5 | — |
| EU45 | 29.0 / 29.5 | — |
| EU46 | 30.0 | — |
こうなるのは、刻み幅が規格ごとに違うからです。日本サイズは0.5cm刻みですが、EUサイズは1ポイントが約0.67cm。EUのほうが刻みが粗いため、日本サイズ2つ分がEUの1番号に収まってしまう箇所が出てきます。この換算表ではEU37・EU38・EU40・EU43・EU45がそれにあたります。
実務的な結論はシンプルで、EU番号だけを見て買うのは避けるということです。たとえばEU40と書かれた靴は、日本サイズでいえば25.5cmと26.0cmのどちらにも解釈でき、0.5cmの差は履き心地としてはっきり違います。商品ページにインソール実寸(mm)が書かれていればそちらを優先し、書かれていなければブランドの公式サイズ表でcm換算を確認してください。
なお、男女で日本サイズの対応がほぼ同じに見えるのは、EUサイズが男女共通の番号体系だからです。USサイズのように男女で番号がずれることがないぶん、EU表記は足長さえ分かっていれば扱いやすい規格ともいえます。
子ども靴のサイズ選び
子ども靴は大人以上にサイズ選びが難しく、しかも失敗の影響が大きい分野です。すぐ大きくなるからと大きめを買いたくなりますが、大きすぎる靴はかかとが浮いて脱げやすく、かえって歩きにくくなるとされています。かといって小さすぎれば足を締めつけます。
- 足長を測り、つま先の余裕(捨て寸)は5〜10mm程度を目安にする。1cm以上の余りは大きすぎとされることが多い
- 中敷き(インソール)が取り外せる靴なら、抜いて上に立たせるとつま先の余りが目で見える
- かかとをトントンと合わせた状態で、かかとに指が入る隙間がないかを確認する
- 幼児期は成長が早いため、3〜6か月に一度は測り直すのが目安とされる
- サイズアップは一度に1サイズ(0.5cm)ずつ。まとめて大きくしない
- 子ども自身は靴がきつくても「痛い」と言わないことが多いので、本人の申告より実測を優先する
海外通販で子ども靴を買うときは、規格がさらにややこしくなります。US・UKともに子ども用と大人用で番号が別系統になっており、子ども用の最大番号の次が大人用の1番、という並びです。US表記では「4C」「10K」のように子ども用であることを示す記号が付くこともあります。番号だけで判断せず、必ずcm(またはインチ)の実寸表記を探してください。
この変換ツールが扱っているのは大人用(男性22.0cm以上・女性22.0cm以上)の換算です。子ども用サイズには別の対応表が必要になるため、購入前にブランドのキッズ用サイズ表をご確認ください。
よくある質問
- US8は何センチですか?(男性)
- 男性のUS8は日本サイズで26.0cmに相当します。UK7、EU40です。Nikeやアディダスなど多くのブランドでこの換算を採用しています。
- US7は何センチですか?(女性)
- 女性のUS7は日本サイズで24.0cmに相当します。UK5、EU38です。
- US9は何センチですか?(男性)
- 男性のUS9は日本サイズで27.0cmに相当します。UK8、EU42です。
- EU42は何センチですか?(男性)
- 男性のEU42は日本サイズで27.0cmに相当します。US9、UK8です。
- EU38は何センチですか?(女性)
- 女性のEU38は日本サイズで24.0〜24.5cmに相当します(このツールの換算表では24.0cmと24.5cmの両方が該当します)。24.0cmならUS7・UK5、24.5cmならUS7.5・UK5.5です。Zaraやマンゴーなど欧州ブランドはEUサイズ表記が一般的です。
- 40パリポイントは何cmですか?
- 40パリポイント(EU40)は 40 × 2/3 = 約26.7cmです。ただしこれは靴型(ラスト)の長さで、つま先の余裕(捨て寸)を含むため、足長では約25.0〜25.5cm(日本サイズ25〜25.5cm相当)になります。1パリポイント = 2/3cm(約6.67mm)です。
- 男性と女性でUSサイズは違いますか?
- はい、異なります。同じ足のcmサイズでも、男性USサイズと女性USサイズは異なります。例えば24cmの場合、男性はUS6、女性はUS7です。必ず性別を選択して変換してください。
- EUサイズが同じcmに複数ある場合はどうすればいい?
- EUサイズは約0.67cm単位で設計されているため、同じEUサイズに複数の日本サイズが対応することがあります。ブランドの公式サイトでサイズ表を確認するか、0.5cm大きめを選ぶのが安全です。
- SheinやTemuの靴サイズはどう選べばいい?
- SheinやTemuはサイズ表記がUS・EU・cmと混在し、実寸は表記より小さいことが多いです。レビューで「大きめ」「小さめ」を確認し、迷う場合は0.5〜1サイズ大きめを選ぶことをおすすめします。また、商品ごとにサイズ表が異なるため、必ず商品ページの実寸(インソール長)を確認してください。
- Nikeのスニーカーはいつものサイズより大きいって本当ですか?
- Nikeは一般的に「ハーフサイズアップ(0.5cm大きめ)」が推奨されることが多いです。特にエアマックスやエアフォース1などのクラシックモデルは幅が狭く、普段の日本サイズより0.5cm大きめを選ぶユーザーが多い傾向があります。ただし、モデルによって異なるため試し履きが最も確実です。