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海外通販で失敗しない靴サイズの選び方:JP・US・UK・EU換算の基礎

海外通販(ASOS・Amazon US・Zappos・SSENSE等)で靴を買うとき、最も悩むのが「自分のサイズはどれか」という問題です。返品送料が高い海外通販で失敗しないために、規格の違いと選び方のコツを整理します。

2026-05-20

4つの規格——なぜ国ごとに表記が違うのか

世界で流通している靴のサイズ表記は、大きく4つに分かれます。それぞれの歴史的な背景を理解すると、なぜ数字がずれるのかが腑に落ちます。

日本(JP)はJIS規格でインソールの長さをcmで表記する、最もシンプルな方式です。25.5cmなら靴の内側の長さが25.5cmあるという意味で、自分の足長を測れば一発で適合サイズが分かります。中国・韓国・台湾もcm表記が主流です。

UK(英国)は14世紀のエドワード2世時代に「大麦3粒の長さ=1インチ」と定めた歴史的な単位を元に、1/3インチ刻みで番号が振られています。子供サイズ(13まで)と大人サイズ(1から)が別系統な点に注意が必要です。

US(米国)はUKをベースに、男性は約+1、女性は約+2してずらしたもの。同じUSサイズでも男女で実寸が違うため、商品ページの性別表記を必ず確認します。

EU(欧州)はフランス発祥の「パリポイント(2/3cm≒6.67mm)」を1単位とし、男女兼用で整数表記。ZARA・H&M・adidas・Nikeの欧州モデルでよく使われます。

足長の正しい測り方

海外通販で最も重要なのは「自分の足長を正確に把握すること」です。靴箱に書いてあるサイズではなく、実際の足の長さを測りましょう。

  1. 夕方(足がむくんでいる時間帯)に測定する
  2. 厚紙の上に立ち、いつもの靴下を履いた状態で体重をかける
  3. かかとの最も後ろと、最も長い指の先(多くは親指、人によっては人差し指)の2点に印をつける
  4. 2点の距離を定規で測り、左右両方を測定(左右差がある場合は大きい方を採用)
  5. 足囲(足の幅の最も広い部分の周径)も同様に測ると、ワイズ選択の参考になる

この実測値こそが「自分のJPサイズ」です。あとは靴サイズ変換ツールでJP→US/UK/EUに換算すれば、海外サイトでも迷いません。

海外通販で失敗を避けるチェックリスト

  • ブランド公式のサイズチャートを必ず確認:同じUS8でもNikeとAdidasで実寸が違う。商品ページにあるサイズ表が最優先
  • レビューでサイズ感の口コミを読む:「Runs small(小さめ)」「True to size(標準)」「Runs large(大きめ)」の評価を参考に、+0.5や−0.5の調整を検討
  • 足幅(ワイズ)の表記をチェック:D幅(標準)・2E幅(やや広め)・4E幅(幅広)。日本人は欧米人より幅広傾向のため、同じ足長でも欧米靴は窮屈に感じることがある
  • 靴の種類でフィット感を調整:スニーカー・ランニングシューズは+0.5cm、ドレスシューズ・ローファーはぴったり、ブーツは厚手の靴下を考慮して+0.5cm
  • 返品送料・関税を事前に確認:US/EUからの返送は1足あたり3,000〜6,000円、関税は1足16,000円超で発生(個人輸入の場合)

主要ブランドのサイズ感の傾向

ユーザーレビューを集計した一般的な傾向です。最終的には公式サイズ表で確認してください。

  • Nike:標準〜やや小さめ。日本人は+0.5を推奨されることが多い
  • Adidas:標準〜やや大きめ。普段のサイズで概ねOK
  • New Balance:幅広モデル(D・2E)が豊富。日本人の足型に合いやすい
  • Converse:やや大きめの傾向。−0.5を選ぶ人が多い
  • VANS:幅広めの作り。普段のサイズで標準的なフィット
  • Dr. Martens:ハーフサイズ展開がなく、普段+0.5で選ぶか、足幅が広い人は+1を選ぶケースもある

参考資料

  • JIS S 5037(靴のサイズ表示) — 日本産業標準調査会
  • ISO 9407(International shoe sizing system) — 国際標準化機構