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カラオケキー変換

原曲キーを選んで半音単位で上げ下げすると変換後のキー名を即座に表示。「男性が女性曲を歌うとき何キー下げればいい?」という疑問にも答えます。

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半音・全音とキーの関係

カラオケ機の「キー +1」は、曲全体を半音1つ分だけ高くする操作です。半音とはピアノの鍵盤で隣り合う音のことで、白鍵と黒鍵の区別はありません。 半音2つ分が1全音で、これが「ドとレ」の距離にあたります。

少しややこしいのは、白鍵同士でもE→F と B→C の2か所だけは半音という点です。この2か所には黒鍵がないため、キーを1つ動かしただけで別の白鍵に移ります。 下の表は、半音の数が音楽用語でどの音程にあたるのか、そして C を基準に上げ下げするとどのキーになるのかをまとめたものです。

半音の数と音程の呼び名、Cを基準に上げ下げしたときのキー名
変更量音程の呼び名C から上げた先C から下げた先
0 半音完全1度(同じ音)CC
1 半音短2度C♯B
2 半音長2度(全音1つ)DA♯
3 半音短3度D♯A
4 半音長3度EG♯
5 半音完全4度FG
6 半音増4度(三全音)F♯F♯
7 半音完全5度GF
8 半音短6度G♯E
9 半音長6度AD♯
10 半音短7度A♯D
11 半音長7度BC♯
12 半音完全8度(オクターブ)CC

12半音動かすと1オクターブ上(下)の同じ音名に戻ります。つまりキーを +12 しても −12 しても、 キー名としては原曲キーと同じです。カラオケ機の調整幅が ±6 までなのは、それ以上動かすなら オクターブを変えて歌うほうが自然だからでもあります。

キーを下げると最高音はどこまで下がるか

歌えるかどうかを決めるのは、多くの場合サビの最高音です。カラオケのキー変更は曲全体を平行移動させる操作なので、最高音も指定した半音数だけそのまま下がります。 原曲の最高音がわかっていれば、自分が出せるいちばん高い音と見比べるだけで必要な下げ幅が決まります。

原曲の最高音をキー変更したあとの音名
原曲の最高音−1−2−3−4−5−6
FED♯DC♯CB
F♯FED♯DC♯C
GF♯FED♯DC♯
G♯GF♯FED♯D
AG♯GF♯FED♯
A♯AG♯GF♯FE
BA♯AG♯GF♯F
CBA♯AG♯GF♯

日本のカラオケでは、同じ音名でも高さを区別するために mid2A・hiA・hihiA といった表記がよく使われます。 A を境に1オクターブごとに mid1 → mid2 → hi → hihi と繰り上がる呼び方で、hiA は mid2A の1オクターブ上です。 この表は音名だけを扱っているので、どのオクターブの話かは自分の原曲に合わせて読み替えてください。

注意したいのは、下げ幅を決めるのは最高音だけではないことです。キーを下げると A メロの低音も同じだけ下がるため、 下げすぎると今度は低音が出ずに声がかすれます。最高音が届く範囲でできるだけ下げ幅を小さくするのが、 結果的にいちばん歌いやすくなります。

男女でキーを変えるときの目安

男性と女性の声域は平均するとおよそ1オクターブ(12半音)離れているとよく言われます。 ただしカラオケで実際に12も動かすと曲の雰囲気が変わりすぎるため、 「最高音だけが届く範囲まで下げる」という考え方で 4〜6 半音に収めるのが一般的です。 下の数字はいずれも目安で、声域には大きな個人差があります。

男女の組み合わせ別のキー変更量の目安
歌う人と原曲の組み合わせ目安の変更量補足
男性が女性ボーカルの曲を歌う−4 〜 −6まず −5 で試し、低くて歌いにくければ −3 まで戻す
女性が男性ボーカルの曲を歌う+3 〜 +5原曲が低音中心なら +5 以上が合うこともある
男性が高音域の男性ボーカル曲を歌う−1 〜 −3サビだけ苦しい場合は −2 で足りることが多い
女性が高音域の女性ボーカル曲を歌う−1 〜 −3下げすぎると今度は A メロの低音が出なくなる
原曲と声域が近い±0無理に動かさず原曲キーのまま歌うほうが伴奏になじむ

最初から大きく動かすより、±2 ずつ試して歌いやすいところで止めるほうが早く決まります。 キーが合っているときは、サビで力まずに声が前に出る感覚があります。

キー早見表

12音すべてについて、よく使う変更量での変換後キーをまとめたものです。

12音それぞれをキー変更したあとのキー名
原曲キー−6−4−2±0+2+4+6
CF♯G♯A♯CDEF♯
C♯GABC♯D♯FG
DG♯A♯CDEF♯G♯
D♯ABC♯D♯FGA
EA♯CDEF♯G♯A♯
FBC♯D♯FGAB
F♯CDEF♯G♯A♯C
GC♯D♯FGABC♯
G♯DEF♯G♯A♯CD
AD♯FGABC♯D♯
A♯EF♯G♯A♯CDE
BFGABC♯D♯F

キーを変えるときに気をつけること

  • カラオケのキー変更は音源をピッチシフトして作るため、動かす幅が大きいほど伴奏の音が不自然になります。
  • 下げ幅は最高音だけでなく最低音でも決まります。低音がこもると感じたら1つ戻してください。
  • キーを変えてもテンポは変わりません。速さは別のテンポ調整機能で変えます。
  • ハモリパートを入れる場合、相手のキーもまとめて動くので事前に合わせておくと安心です。
  • ギター弾き語りならカポ1フレットが +1 半音に相当します。下げたいときはコードを移調するか、チューニングを下げます。
  • 移調してもコード進行の形(度数の並び)は変わらないので、耳で覚えた曲はキーを変えても違和感なく歌えます。

よくある質問

男性が女性の曲を歌うとき何キー下げればいいですか?
一般的に男性は女性より声域が5〜7半音低いとされています。目安として「−5」または「−4」に設定すると歌いやすくなることが多いです。ただし個人差があるため、実際にカラオケで試しながら調整してください。
女性が男性の曲を歌うとき何キー上げればいいですか?
男性の曲を女性が歌う場合は+3〜+5が目安です。ただし、元の曲が男性の低音域を活かした曲の場合、原曲が低音中心なら+5以上が合うこともあります。まず+4で試し、サビが苦しければ下げて調整してください。
♭と♯はどちらで表示されますか?
このツールでは基本的にシャープ(♯)表記を使用しています。カラオケ機によっては同じ音をフラット(♭)で表示する場合があります(例: C♯とD♭は同じ音です)。
カラオケのキー操作は何半音まで変えられますか?
多くのカラオケ機(DAM・JOY SOUNDなど)では±6半音(半オクターブ)の範囲でキー調整できます。それ以上の変更は音質が大きく劣化するため、歌いやすいキーを見つけるには±4以内に収めるのがおすすめです。
原曲キーはどうやって調べればいいですか?
楽曲の原曲キーはSpotifyやApple Musicの楽曲データ、またはギタースコア・ピアノ楽譜に記載されていることが多いです。「曲名 原曲キー」で検索すると情報が見つかることも。わからない場合はカラオケのキー「0(デフォルト)」から始めて、歌いやすいキーに調整していく方法が簡単です。
半音と音程の関係は?
ピアノの鍵盤で隣り合う音(白鍵・黒鍵問わず)が1半音の違いです。2半音=1全音。キーを1つ上げると曲全体が半音高くなります。例えばCキーから+2すると、Dキー(1全音上)になります。
カラオケで声が出ない高さはキーの問題ですか?
声が出ない場合はキーを下げることで解決できます。また「声が裏返る」「かすれる」場合は、キーの問題だけでなく声帯の疲労やウォーミングアップ不足の可能性もあります。カラオケ前に軽くハミングや声出し運動をすると発声しやすくなります。
テンポ(速さ)はキー変換で変わりますか?
いいえ、キー変換はピッチ(音の高さ)を変えるだけでテンポは変わりません。カラオケのテンポ変更機能(DAMは「テンポ」、JOY SOUNDは「テンポ調整」ボタン)は別の機能として独立しています。
ギターで弾き語りするときはカポでキーを上げられますか?
はい。カポを1フレット付けると全体が半音上がるので、カポ2フレット=+2半音、カポ4フレット=+4半音に相当します。逆にキーを下げたい場合はカポでは対応できないため、コードを移調するか、チューニング自体を半音下げます。
キーを変えるとコードの押さえ方は変わりますか?
コード名は変わりますが、コード同士の相対的な関係(進行の形)は変わりません。たとえばCキーの「C→G→Am→F」をDキーに移調すると「D→A→Bm→G」になり、度数で見ればどちらも同じI→V→vi→IVです。

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