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身長別・標準体重と理想体重の早見表:BMI22の根拠

「自分の身長だと何kgが理想?」に答える早見表と、日本肥満学会がBMI22を標準とした根拠、健康診断で使われる判定基準までまとめて解説します。

2026-04-22

BMI22はどこから来たのか

日本肥満学会では、成人の標準体重をBMI22(kg/㎡)で算出します。この数字の根拠は、1991年に発表された調査研究にあります。当時、健康診断を受けた成人約5,000人のBMIと、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの疾病有病率を集計したところ、BMI22付近で最も病気が少なく統計的に健康であることが示されました。

以降、日本肥満学会はBMI22を「標準体重」として採用し、健康診断の指標や保険指導の基準値として使われています。世界保健機関(WHO)の肥満基準はBMI30以上ですが、日本では東アジア人特有の体格・体脂肪分布を考慮し、BMI25以上を「肥満」と独自基準で定めています。

標準体重・理想体重の計算式

標準体重(kg) = 身長(m)² × 22

理想体重(kg) = 身長(m)² × 20(やや細身)

「理想体重」は見た目重視の概念で、BMI20前後を指すことが多いです。統計的に健康でいられるBMI22と、見た目のスタイルが良いとされるBMI20では、体重で約4〜5kg違います。どちらを目標にするかは人それぞれですが、健康上は極端に痩せすぎる(BMI18.5未満)とかえって体調不良や免疫力低下を招きます。

身長別早見表(150〜185cm・1cm刻み)

身長理想(20)標準(22)肥満境界(25)低体重未満
150cm45.0kg49.5kg56.3kg41.6kg
151cm45.6kg50.2kg57.0kg42.2kg
152cm46.2kg50.8kg57.8kg42.7kg
153cm46.8kg51.5kg58.5kg43.3kg
154cm47.4kg52.2kg59.3kg43.9kg
155cm48.1kg52.9kg60.1kg44.4kg
156cm48.7kg53.5kg60.8kg45.0kg
157cm49.3kg54.2kg61.6kg45.6kg
158cm49.9kg54.9kg62.4kg46.2kg
159cm50.6kg55.6kg63.2kg46.8kg
160cm51.2kg56.3kg64.0kg47.4kg
161cm51.8kg57.0kg64.8kg48.0kg
162cm52.5kg57.7kg65.6kg48.6kg
163cm53.1kg58.5kg66.4kg49.2kg
164cm53.8kg59.2kg67.2kg49.8kg
165cm54.4kg59.9kg68.1kg50.4kg
166cm55.1kg60.6kg68.9kg51.0kg
167cm55.8kg61.4kg69.7kg51.6kg
168cm56.4kg62.1kg70.6kg52.2kg
169cm57.1kg62.8kg71.4kg52.8kg
170cm57.8kg63.6kg72.2kg53.5kg
171cm58.5kg64.3kg73.1kg54.1kg
172cm59.2kg65.1kg74.0kg54.7kg
173cm59.9kg65.8kg74.8kg55.4kg
174cm60.6kg66.6kg75.7kg56.0kg
175cm61.3kg67.4kg76.6kg56.7kg
176cm62.0kg68.1kg77.4kg57.3kg
177cm62.7kg68.9kg78.3kg58.0kg
178cm63.4kg69.7kg79.2kg58.6kg
179cm64.1kg70.5kg80.1kg59.3kg
180cm64.8kg71.3kg81.0kg59.9kg
181cm65.5kg72.1kg81.9kg60.6kg
182cm66.2kg72.9kg82.8kg61.3kg
183cm67.0kg73.7kg83.7kg62.0kg
184cm67.7kg74.5kg84.6kg62.6kg
185cm68.5kg75.3kg85.6kg63.3kg

※BMIの小数第一位を四捨五入しています。「低体重未満」はBMI18.5を下回ると低体重と判定される基準値です。

BMI判定基準の一覧

BMI判定健康リスク
18.5未満低体重(痩せ)免疫力低下・骨粗しょう症リスク
18.5〜25未満普通体重最も健康リスクが低い
25〜30未満肥満(1度)生活習慣病リスク増
30〜35未満肥満(2度)生活習慣病リスク高
35〜40未満肥満(3度・高度肥満)医療介入の対象
40以上肥満(4度・高度肥満)外科的治療の検討対象

標準体重はあくまで目安

BMI22は統計的な平均指標で、個人の理想体重を断定するものではありません。筋肉量の多いアスリートがBMI25以上になっても健康体である例は多く、逆にBMIが標準でも体脂肪率が高い「隠れ肥満」もあります。

体重だけでなく体脂肪率・筋肉量・ウエスト周囲径(メタボ判定の指標)を組み合わせて、総合的に体の状態を把握するのが現代の健康管理のスタンダードです。特に40代以降は筋肉量が減りやすいため、体重より体組成の変化に注目することが推奨されています。

参考資料